■会 長 挨 拶

社労士、社労士会は、企業の「働き方改革」の取り組みを支援します


和歌山県社会保険労務士会 会長 清水 義隆

 県民の皆様方におかれましては、益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
 日頃は、本会事業の実施にご支援ご協力を頂き、感謝申し上げます。
 県内事業所、県民皆様の期待に応えるため、社労士、社労士会として、より一層切磋琢磨致しますので、皆様方の一層のご支援ご協力お願い申し上げます。
 さて、我が国経済は、雇用、所得環境の改善が図られ、緩やかな回復基調にあると報じられていますが、大半の中小企業にとっては、地域や業種、雇用形態により、かなりの温度差があると思われます。政府はデフレからの脱却、一億総活躍社会の実現に向けた政策として、少子高齢化、労働力人口の減少に対応するため、多様な働き方を可能とする「働き方改革」を進めています。
 こうした状況下、全国社会保険労務士会連合会あげての取り組みの一環として、8月3日に、和歌山労働局と「働き方改革」推進の共同宣言を調印致しました。
当地和歌山においても、「人口減少」「働き手不足」等により、事業継続に不安感をいだく中、各企業の努力に止まらず、地域の関係団体が連携し、「働き方改革」を推進することは、地域と企業の活力を高めていく効果が期待されるとともに、私たちの社会的使命でもあり、社労士制度の普及宣伝活動(社労士の活用促進)としても取り組まなければと、7月24日開催の理事会決議に基づき行いました。
 非正規雇用の処遇改善、労働生産性の向上、長時間労働の是正など、職場環境の改善に取り組むことは、中小企業主、労働者の皆様にとって、現在、重要な課題でもあります。
皆様方が、今からできること、しなければならないことへの取り組みを、私たち社労士、社労士会としてもご支援したいと考えています。
 現在本会は、「支えます、職場の安心、企業の未来!」を合言葉に、和歌山県より委託を受け、「働く女性等支援事業・職場環境改善アドバイザー事業」を実施し、また和歌山県病院協会からの依頼のもと、社会保険労務士として「医療勤務環境改善支援事業」に取り組んでいます。
 また、国土交通省近畿地方整備局の要請で、労働・社会保険の加入促進、担い手不足の解消、定着率の向上のための支援事業として、無料相談窓口を開設しています。
 とりわけ、和歌山労働局より、委託を受けた社労士協同組合が実施している「非正規雇用労働者待遇改善支援事業」及び「専門家派遣・相談等支援事業」をバックアップして、本会事務局に開設している無料相談センターや、県内数か所で地域の社労士が定期的に出張相談に応じています。無料相談に応じるとともに、セミナーの開催を通して、広く県民に、企業に、「働き方改革」の重要性をアピールしています。
 私たちは、過重労働等による悲惨な事態を再発させないためにも、働き手不足等により事業活動に支障をきたさないためにも、企業各位には、「働き方改革」を推進して頂きたいと考え、全力で支援する体制を整えています。
 次に、「年金のことは社労士に」の旗印のもと、日本年金機構から依頼を受け、JR和歌山駅前、けやき通りに「街角、年金相談センター和歌山オフィス」を関係各位のご支援ご協力のもと開設、運営し、2年を迎えます。県内3か所の年金事務所とほぼ同様の年金に関する手続きや相談に無料で応じられますので、県民の皆様に、ご利用頂きたくお願い致します。県下各地への出張相談を含め、社労士が対応させて頂きますので、安心してご利用下さい。
 また、「労務管理に関することは社労士に」と、労働問題に関し、無料の労働相談所を開設し、労働紛争の発生の未然防止に努めています。当事者間で解決できない場合等は、「社労士会労働紛争解決センター和歌山」を設置、運営していますので、ご利用頂きたく考えます。
 平成30年には、社労士制度創設50周年を迎えます。私たちは、法制定の主旨を尊び「事業の健全な発達と労働者の福祉の向上に資する」ことを使命とし、地域社会とともに発展するよう努めますので、よろしくお願い申し上げます。